田浦遺跡(読み)たのうらいせき

日本歴史地名大系 「田浦遺跡」の解説

田浦遺跡
たのうらいせき

[現在地名]砥部町川井

伊予市と砥部町との境界山頂線の東北端に近い尾根上の平坦部、標高約一九〇メートル、比高約一五〇メートルの田浦には、有柄式石剣と鉄剣型石剣、勾玉小玉などを副葬した箱式石棺、その他須恵器類を出土する遺跡がある。いわゆる弥生系高地性遺跡の一にもあたり、弥生後期から古墳時代にかけて三世紀頃から弥生人のなんらかの生活が行われていたことを示し、石剣の出土はその祭祀生活の一端を物語るものといえよう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 興味深い 銅矛

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む