田貝村(読み)たがいむら

日本歴史地名大系 「田貝村」の解説

田貝村
たがいむら

[現在地名]新発田市田貝

長峰原ながみねはらの東、北流する田貝川に沿い、東方二王子にのうじ(一四二一メートル)がそびえる。当地には楠川氏が要害を築いたと伝えられるが、要害ようがい山には中世の山城跡がある。正保国絵図に村名がみえ、六七〇石余、村上藩領。延宝九年(一六八一)頃の高反別免割家数人数帳(寛政一二年写、新発田市史資料)によると大友組に属し、高三九九石七斗余、免四ツ、田畑三七町四反余。のち幕府領を経て享保九年(一七二四)黒川藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android