田野草村(読み)たのくさむら

日本歴史地名大系 「田野草村」の解説

田野草村
たのくさむら

[現在地名]大子町高田たかだ

久慈川上流部の右岸高台に位置し、南は下野宮しものみや村。「新編常陸国誌」によると、古くは下野宮村の地域と合せた黒沢下郷くろさわしもごう村の一部であったが、万治二年(一六五九)に分村して「田野草村」と称したという。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「黒沢下郷村」とあり、寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)に「田野草村」とみえ、元禄郷帳にも「田野草村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android