20世紀日本人名事典 「甲賀宜政」の解説 甲賀 宜政コウガ ヨシマサ 明治・大正期の技術者 造幣局作業部長。 生年万延1年4月8日(1860年) 没年昭和10(1935)年7月16日 出生地江戸 旧姓(旧名)二見 学歴〔年〕東京大学理学部化学科〔明治13年〕卒 学位〔年〕工学博士〔明治32年〕 経歴松尾藩士二見金龍の子に生まれ、のち遠江掛川藩士で回天艦長を務めた甲賀源吾の養子となる。大阪造幣局に入り、明治19年試験分析所長となり欧米諸国の造幣事業を視察する。20年帰国後、造幣局技師、24年試金部長となり、大正11年作業部長を務め、12年退官する。長年に渡って造幣局に勤務し金銀貨幣の改造など造幣事業に尽力、造幣界の権威として知られた。著書に「造幣局沿革誌」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲賀宜政」の解説 甲賀宜政 こうが-よしまさ 1860-1935 明治-大正時代の技術者。万延元年4月8日生まれ。甲賀源吾の養子。大阪造幣局にはいり,明治19年に欧米諸国の造幣事業を視察する。帰国後造幣局技師,大正11年作業部長。金銀貨幣の改造など造幣事業につくした。昭和10年7月16日死去。76歳。江戸出身。東京大学卒。本姓は二見。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by