男は敷居を跨げば七人の敵あり(読み)おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり

ことわざを知る辞典 の解説

男は敷居を跨げば七人の敵あり

男子たるもの家の外に一歩出れば、さまざまな敵がいる。

[使用例] 昔から、「人を見たら泥棒と思え」だの、「男子外にいずれば七人の敵あり」だの、とにかく、人間と人間との関係を、おのずから相親しむべきものとせず、かえって、互いに心の許せぬもの、油断をすれば隙に乗ぜられるもの、という風に教えているのである[岸田国士*日本人とは?|1951]

[解説] 男が社会に出ると多くの敵があり、また、どんな敵が現れるかわからないの意で、広く世間に出て働く男の心構えをいったもの。「敷居」は部屋や玄関門戸)の境に敷いた横木をいい、内と外の境界をなすもの。「七人」は、実数ではなく、さまざまの意を表す象徴的な数です。

[類句] 男子家を出ずれば七人の敵あり

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