男女の不妊の関係

六訂版 家庭医学大全科 「男女の不妊の関係」の解説

男女の不妊の関係
(男性生殖器の病気)

 以前は、女性が不妊原因の80%、男性が残り20%を占めると考えられていましたが、現在では男性40%、女性40%、残り20%は男性と女性がともに原因をもっていると考えられています。

 最近の医療の進歩により女性の排卵障害や卵管閉塞症、子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)などに対する治療が可能になってきたため、最も治療が困難なものとして、男性側の要因である高度(ぼう)精子症や無精子症があげられます。残念ながらこれらに対する投薬手術療法は進歩していません。

 しかし、1990年代から始まった体外受精技術により、高度乏精子症や無精子症の患者さんでも、精巣内から精子をさがし出して体外受精を行えば妊娠可能になってきました。ただし、これらの治療は女性に多くの負担を強いることや、生まれてきた子どもたちの健康については明らかになっていないという側面があります。今後、高度乏精子症や無精子症に対する安全な治療方法の開発が期待されています。

 以上のことからも、結婚して2年たって不妊症が心配になったら、男性も検査を受けることをすすめます。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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