男役(読み)オトコヤク

デジタル大辞泉 「男役」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐やく〔をとこ‐〕【男役】

演劇映画などで、男にふんする役。男形おとこがた
男が務めるべき役。男にふさわしい役目
[類語]立ち役女形

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精選版 日本国語大辞典 「男役」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐やくをとこ‥【男役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 男としての役目。また、男としてのはれがましい役目。
    1. [初出の実例]「股ぬきなどと云事、四、五十年以来は男役と覚て」(出典:葉隠(1716頃)一)
  3. 演劇で男として登場する役。女優男性に扮する場合に多くいう。⇔女役
    1. [初出の実例]「男役を男が勤むる上は」(出典:演劇改良論私考(1886)〈外山正一〉)

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