男連(読み)おとこづれ

精選版 日本国語大辞典 「男連」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐づれをとこ‥【男連】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 男同士がいっしょに行くこと。また、その人々。⇔女連れ
    1. [初出の実例]「男連(ヲトコヅレ)ぢゃアないよ。大島町のお万さんと二人切さ」(出典人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)三)
  3. 女が男といっしょに行くこと。⇔女連れ
    1. [初出の実例]「ひとり男づれが、ござりやしたが」(出典:滑稽本・誹語堀之内詣(1816)三)

おとこ‐れんをとこ‥【男連】

  1. 〘 名詞 〙 男の連中。男たち。⇔女連
    1. [初出の実例]「二階座敷を明放して一家の男連(ヲトコレン)を集め」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵電影)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む