町田欣一（読み）マチダ キンイチ

20世紀日本人名事典

町田 欣一
マチダ キンイチ

昭和期の心理学者 社会環境研究センター専務理事;元・博報堂取締役。

生年

大正14(1925)年8月1日

没年

昭和62(1987)年1月19日

出生地

群馬県前橋市

学歴〔年〕

早稲田大学文学部心理学科〔昭和25年〕卒

経歴

昭和25年警視庁に入り、刑事部主幹、科学検査所文書鑑定科長などを歴任。筆跡心理学の第一人者である一方、犯罪心理学、群集心理学もおさめ、45年の日航ハイジャック事件、47年の浅間山荘事件で心理学を駆使して犯人の説得にあたった。また49年には小野田寛郎少尉の救出作戦を指揮。同年退職して博報堂取締役に転じ話題になった。著書に「筆跡による性格診断法」など。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

町田欣一 まちだ-きんいち

1925－1987　昭和時代後期の心理学者。
大正14年8月1日生まれ。警視庁の刑事部主幹,科学検査所文書鑑定科長などを歴任。筆跡の心理学的分析法を確立し,犯罪心理学,群集心理学も研究。日航ハイジャック事件(昭和45年),浅間山荘事件(47年)などの犯人説得を指揮。のち博報堂取締役。昭和62年1月19日死去。61歳。群馬県出身。早大卒。著作に「筆跡による性格診断法」。

出典　講談社

367日誕生日大事典

町田 欣一 (まちだ きんいち)

生年月日:1925年8月1日
昭和時代の心理学者
1987年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」