日本歴史地名大系 「町竜眼寺門前」の解説 町竜眼寺門前こうじまちりゆうげんじもんぜん 東京都:千代田区旧麹町区地区町竜眼寺門前[現在地名]千代田区平河町(ひらかわちよう)一丁目竜眼寺の門前に開かれた町屋で、起立年代は不明。東は武家地、西は麹町平河(こうじまちひらかわ)町三丁目、南は湯島亀有(ゆしまかめあり)町代地、北は平河天満宮で、町内に同宮の裏門がある。竜眼寺は同宮の別当寺で長松山修徳院と号した。天台宗上野寛永寺の末寺(新撰東京名所図会)。明暦大火直後の様子を描いた明暦江戸大絵図によれば竜眼寺は町の南東の角地に所在。元禄一〇年(一六九七)町屋が形成され始め(沿革図書)、門前町屋は宝永三年(一七〇六)に南西の角地まで拡大した(「拝領寺社帳」東京市史稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by