留万寺村(読み)とどまじむら

日本歴史地名大系 「留万寺村」の解説

留万寺村
とどまじむら

[現在地名]上郡町大富おおとみ

鍋倉なべくら村の東に位置し、佐用郡との郡境標高三六五メートルの富満とどま高原に立地する。留満寺・富万寺・富満とも記され、同名の寺を中核として成立。慶長一四年(一六〇九)の鞍位牧之内留満寺名寄畠方帳(石野家文書)によれば、塔頭とみられる地蔵院・安養あんよう院・多門たもん坊・泉光せんこう坊・竹中たけなか坊・今林いまはやし坊と下人太郎大夫以下四名がみえ、それぞれ屋敷・畠地が記され、その総畠の反別六町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む