留浦村(読み)とずらむら

日本歴史地名大系 「留浦村」の解説

留浦村
とずらむら

[現在地名]奥多摩町留浦

河内こうち村の北西、川野かわの村の北。西は甲斐国都留つる丹波山たばやま(現山梨県丹波山村)小菅こすげ(現同県小菅村)多摩川支流の峰谷みねだに(坪沢川)が多摩川に合流する一帯に立地し、多摩川沿いに平坦地が開けるが、後背は御巣鷹山をはじめとする険阻な高地青梅おうめ街道が通る。小河内おごうち四ヵ村のうちで小河内留浦村とも記された。田園簿では小河内村のうち。承応三年(一六五四)の三田領之内小河内村内留浦村検地帳(原島家文書)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android