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東京都西多摩郡奥多摩町の西端、多摩川の上流にある人造湖。東京都民の上水道供給のため、1938年(昭和13)小河内ダム(おごうちだむ)が着工、第二次世界大戦で一時中断されたが、戦後の1948年再開され、1957年完成して湖が出現した。総経費約200億円、947世帯の移転家屋と87人の殉職者を出す。小河内ダムは、高さ149メートル、長さ353メートル、頂幅11.6メートルの非溢流(ひいつりゅう)型直線重力式コンクリートダムで、水道用ダムとして世界有数の規模である。湖の満水面積は4.25平方キロメートル、総貯水量1億8910万立方メートル、五つの橋が架かり、ニジマス、ヤマメ、ハヤ釣りの名所となっている。秩父多摩甲斐(ちちぶたまかい)国立公園に属する。JR青梅(おうめ)線奥多摩駅からバス20分。
[沢田 清]
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…東京都西多摩郡奥多摩町の多摩川上流に東京都が建設した上水道を主とし,洪水調節,発電,灌漑に用いる多目的ダム。形式は重力ダムで,高さはこの形式で日本第4位の149m,堤頂長353m,堤体積167万m3,貯水池(奥多摩湖)の湛水(たんすい)面積は4.25km2,総貯水量1.9億m3,有効貯水量1.85億m3,下流の多摩川第1発電所の最大出力は1.9万kW。計画そのものは早くからあり,1926年に東京市議会の決議によって計画され,38年に着工した。…
※「奥多摩湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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