畠崎村(読み)はたけざきむら

日本歴史地名大系 「畠崎村」の解説

畠崎村
はたけざきむら

[現在地名]鳥取市里仁さとに

甲山かぶとやま村の南東にある。江戸時代の史料では畑崎村と書かれることが多い。もと甲山村の枝郷で、元禄国絵図・元禄郷帳作成の際、高分けの枝郷として記載された(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。しかし寛文大図(倉田八幡宮蔵)には村名が記載されており、元禄二年(一六八九)の田地永代売渡証文(岸田家文書)宛名居村が畑崎村となっているなど、早くから村として形態を整えていたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android