甲山(読み)かぶとやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

甲山
かぶとやま

兵庫県南東部,西宮市北部にある六甲山地南東端の山。標高 309m。花崗岩中に噴出した輝石安山岩浸食から残されて甲 (かぶと) 状の形態を示すことが山名の由来。標高 200m付近までが花崗岩,それ以上が輝石安山岩。周辺は甲山森林公園,仁川ピクニックセンター,北山ダムで知られる休養地。中腹の神呪 (かんのう) 寺は弘法大師ゆかりの名刹。

甲山
こうざん

広島県中東部,府中市の西に接する地区。旧町名。 1898年町制。 1955年三川,東,宇津戸の3村と合体。 2004年 10月世羅町世羅西町と合併,世羅町となる。中心集落の甲山は今高野山龍華寺 (いまこうやさんりゅうげじ) の門前町として興り,江戸時代は尾道-三次街道 (国道 184号線) の宿場町として栄えた。町並みは隣接する世羅地区の中心集落本郷と連続する。周辺は米作を中心に畜産,野菜栽培,林業のほか経木,帽子製造も行なわれる。域内中央部にある三川ダム (→芦田川 ) は福山市の上水道灌漑用水に利用される。甲山で国道 184号線と 432号線が交差する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

甲山

標高309.4メートル。名前の由来として、神功(じんぐう)皇后甲冑(かっちゅう)を埋めたからというや、山の形が甲(かぶと)に似ているからという説などがある。山の大部分とその山麓(さんろく)に広がる県立甲山森林公園は約83ヘクタールにおよび、「日本の都市公園百選」にも選ばれている。

(2015-08-01 朝日新聞 朝刊 阪神・1地方)

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百科事典マイペディアの解説

甲山【こうざん】

朝鮮民主主義人民共和国,両江道中部,虚川江東岸の町。甲山盆地の中心で大麦,エンバク,アワなどのほかアマ,ホップを産出。また銅,金,硫化鉄などが採掘されている。
→関連項目両江道

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世界大百科事典 第2版の解説

かぶとやま【甲山】

兵庫県南部,六甲山地の東縁,西宮市にある山。標高309m。釣鐘状の特異な山容で親しまれている。山名はその形が甲に似ていることによる。六甲山地は御影石と呼ばれる白っぽい花コウ岩からなるが,甲山は黒っぽい安山岩でできており,一見溶岩円頂丘のように見える。しかしもともとは1500万年前,基盤の六甲花コウ岩を貫いて地表に出現したなだらかな山容をもつ火山が,その後の浸食で火道部を残して削剝されたものと考えられている。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔兵庫県〕甲山(かぶとやま)


兵庫県南東部、六甲(ろっこう)山地東端に位置する山。古い火山が浸食を受け、硬い安山岩塊が残った円頂丘。標高309m。東麓(とうろく)は関西(かんせい)学院大などがある文教地区、南麓は高級住宅地。1995年(平成7)の兵庫県南部地震では北東麓の造成住宅地で崖崩(がけくず)れによる被害が生じた。仁()川が流れる北麓はハイキングコースで、甲山森林公園がある。甲山大師は参詣(さんけい)者でにぎわう。

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事典 日本の地域遺産の解説

甲山

(愛知県岡崎市六供町字甲越ふるさとの森)
ふるさとの森」指定の地域遺産。
面積8,100【m2

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精選版 日本国語大辞典の解説

かぶと‐やま【甲山】

兵庫県西宮市、六甲山前山の一つ。形が兜に似るところからの名。標高三〇九メートル。御池山。

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