略定(読み)りゃくじょう

精選版 日本国語大辞典 「略定」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐じょう‥ヂャウ【略定】

  1. 〘 名詞 〙 簡略にした儀式略儀略式
    1. [初出の実例]「御葬送の沙汰をむげに略定にかきをかせたまへりければ」(出典:大鏡(12C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「略定」の読み・字形・画数・意味

【略定】りやくてい

攻略し平定する。〔史記、項羽紀〕楚軍、夜ちて、秦卒二十餘人を新安南に(あなうめ)にし、行(ゆくゆく)秦の地を略定して、函谷關に至る。兵りて關を守り、入ることを得ず。

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