安南(読み)アンナン

大辞林 第三版の解説

アンナン【安南】

〔Annam〕 ベトナムの中部地方。中心都市フエ。唐代に安南都護府が置かれて以来の呼称。一九世紀初めに阮朝げんちようが成立。また、ベトナム全域をアンナンと呼ぶこともある。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

アンナン【安南】

(Annan)
[一] ベトナムに対する中国人、フランス人などの外国人による呼称。唐が辺境統治のために置いた都護府の一つ、安南都護府に由来する。
※財政経済史料‐八・経済・外国通商・対外往復文書・元和六年(1620)二月一一日「相共呈書于安南国大都統麾下
[二] 一九世紀後半に、フランスはベトナム植民地を三つに分け、阮朝の王権を認めたベトナム中部の地方を保護領とし、アンナンと称した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

タピオカドリンク

中国茶や紅茶などに球状のタピオカを入れた台湾発祥の飲料。「タピオカティー」とも呼ばれ、米国やアジア諸国で人気を集めている。日本では1990年代に台湾のチェーン店が進出して以来、若い女性を中心に幾度もブ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

安南の関連情報