定式(読み)ジョウシキ

デジタル大辞泉の解説

じょう‐しき〔ヂヤウ‐〕【定式】

定まった儀式。また、きまったやり方。ていしき。
「父の身分はやっと藩主に―の謁見が出来ると云うのですから」〈福沢福翁自伝

てい‐しき【定式】

一定の方式。じょうしき。「定式にのっとる」「定式の作法」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

じょうしき【定式】

歌舞伎で舞台美術の各部門における決まったやりかた,または形式という意味。最も多く使われるのは〈大道具〉の部門で,劇場常備の三色引幕(ひきまく)を〈定式幕〉といい,一定様式をもった常備の大道具を〈定式大道具〉,あるいは単に〈定式物〉という。江戸の大衆に重んじられた吉例の思想の影響もあり,歌舞伎の演出に一定の型ができるにともない,いろいろな場面に使用できる便宜のために整備された。鬘,衣装小道具などでも使う。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

じょうしき【定式】

定まった儀式・やりかた。定例。ていしき。

ていしき【定式】

一定の形式。きまった方式。じょうしき。 「 -化する」 「 -化された方法」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

二重価格表示

小売業者が商品の実売価格とともに、市価、メーカーの希望小売価格、自店の旧価格など2つの価格を表示して実売価格の値引幅を強調し、買い手の購買意欲を刺激しようとするもの。実際の市価やメーカーの希望小売価格...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

定式の関連情報