略綬(読み)リャクジュ

デジタル大辞泉 「略綬」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐じゅ【略×綬】

勲章褒章ほうしょうの代わりに用いる略式の綬。勲章の同色で作られている。男子は左襟のあなに、女子は左胸に付け、勲章と併佩へいはいしない。円形略綬(一般服用)、布製略綬(軍服用)があり、円形略綬は勲章とともに授与される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「略綬」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐じゅ【略綬】

  1. 〘 名詞 〙 略式の綬。
    1. [初出の実例]「大臣は燕尾服とも云へる小礼服に旭日大勲章の略綬のみ附けさせ」(出典:東京日日新聞‐明治一九年(1886)三月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android