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 ジュ

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デジタル大辞泉の解説

じゅ【×綬】

古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。官位によって色を異にした。
古代、礼服(らいふく)着用のとき、胸の下に垂らした帯。白地に種々の色を組み合わせて、平緒(ひらお)のように組んだもの。
勲章褒章記章などを身につけるために用いるひも。大綬中綬小綬略綬の4種がある。

じゅ【綬】[漢字項目]

[音]ジュ(呉)
官印や勲章・記章などを下げるひも。くみひも。「印綬紫綬・藍綬(らんじゅ)」

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大辞林 第三版の解説

じゅ【綬】

勲章などをさげるのに用いる紐ひも
中国で、官職の印をつるすのに用いた組み紐。
律令制の衣服令に規定された、礼服に用いる装飾紐。色糸を平たく組んだもの。乳の下あたりに結び垂らした。
[句項目]

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


じゅ

(1)古代中国で、官吏の身分を表す印の鈕(ちゅう)(つまみ)の穴に通して身に佩(お)びるための紐(ひも)。官位によってその色が異なり、たとえば金印に紫綬(しじゅ)が用いられた。『後漢書(ごかんじょ)』に光武帝が倭(わ)の奴国(なこく)の使人に印綬を賜ったとあり、漢委奴国王の金印には紫色の綬がつけられていたと思われる。
(2)養老(ようろう)の衣服令に規定された礼服に用いられる平組みの帯。衣服令には天皇についての規定はないが、『西宮記(さいぐうき)』に天皇礼服、白綬とあり、乳下に結び垂らすとある。
(3)勲章、褒章、記章などをつけて垂らすための組紐や織り紐。[高田倭男]

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世界大百科事典内のの言及

【印綬】より

…秦になってから,これを整理し,色分けされた組みひもで璲玉をつなぎとめ,地位を明示するようになった。これが〈綬〉である。この綬に官職印をつないで腰につけたので印綬という。…

※「綬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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