略解(読み)リャッカイ

デジタル大辞泉 「略解」の意味・読み・例文・類語

りゃっ‐かい〔リヤク‐〕【略解】

[名](スル)要点だけを解き明かすこと。また、その書。りゃくげ。「万葉集略解

りゃく‐げ【略解】

りゃっかい(略解)」に同じ。

りゃく‐かい【略解】

りゃっかい(略解)

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精選版 日本国語大辞典 「略解」の意味・読み・例文・類語

りゃっ‐かいリャク‥【略解】

  1. 〘 名詞 〙 おおまかに解釈すること。また、その書。りゃくげ。
    1. [初出の実例]「以上論ずる所利分利息の理を略解するに足れり」(出典:経済小学(1867)下)
    2. [その他の文献]〔曹操‐孫子兵法序〕

りゃく‐げ【略解】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「げ」は「解」の呉音 ) =りゃっかい(略解)

りゃく‐かい【略解】

  1. 〘 名詞 〙りゃっかい(略解)

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普及版 字通 「略解」の読み・字形・画数・意味

【略解】りやくかい

あらましを解く。魏・武帝〔孫子兵法の序〕孫武はすは深し。相ひ誣(し)ふべからず。但だ世人未だ之れを深く亮(あき)らかにし、訓讀せず。況(いは)んや煩富、世に行はるる、其の旨を失ふ。故にして略解を爲(つく)る。

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