出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…神戸は4万人以上の外国人が居住する国際都市であり,外国人のための学校や基地,あるいは回教寺院や関帝廟などの宗教施設がある。三宮の北の山麓には明治中期以降外国人の住宅が増え異人館と呼ばれてきたが,近年若い観光客を引きつけている。さらに歴史的・景観的価値の高い北野町の一角は伝統的建築物群保存地区に指定されている。…
…もともとはバグダードの豪商であったが,イギリス東インド会社の発展につれボンベイに拠点をおき大いに栄える。全アジアに取引網を拡大したが,一族係累の数は非常に多く,日本にも居留地貿易時代から神戸にきており(邸宅が異人館として保存されている),横浜でも活躍した。イギリスのサスーン家は慈善事業でも有名でユダヤ人運動にもかかわっているが,第2世代の息子たち3人はイギリス王室を含む社交界の名士となり,孫のエドワードEdward S.(1856‐1912)はユダヤ人社会の指導者で政治家。…
…その後これがヨーロッパに逆輸入され,その異国趣味がもてはやされるが,その間にパラディオ主義に影響を与え,古典様式のポーチやロッジアと融合しあう。 幕末から明治初期にかけ,長崎をはじめとする居留地に造られた異人館は,すべてベランダ付きのコロニアル・スタイルで,柱やアーチは古典風ながら,ベランダ天井は薄板を編んだ網代をボールト状に湾曲させた東南アジア風のものが用いられていた。日本人工匠によるいわゆる擬洋風建築では,とくにこうしたベランダが好まれ,明治20年代ころまでは,これが洋風建築のシンボルとみなされていた。…
※「異人館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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