ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異型接合」の意味・わかりやすい解説 異型接合いけいせつごうanisogamy; heterogamy 異型配偶または異型配偶子接合ともいう。形,大きさ,行動,性質などになんらかの差がある2つの配偶子が合体すること。これには両配偶子が同形,同大で核の大きさや内容だけが異なる程度のもの (クラミドモナス,シンキトリウム) から,一方が卵,他方が精子のように分化の程度が高いもの (サヤミドロ) まで,種々の段階がある。おもに藻類についていう。高等動植物の受精も本質的には異型接合的であるが,特にこの用語は用いない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by