季春(読み)キシュン

デジタル大辞泉 「季春」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅん【季春】

春の末。晩春。春3か月の最後の月。
陰暦3月の称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「季春」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅん【季春】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「季」はすえの意 ) 春のすえ。晩春。暮春。陰暦では三月をいう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「季春三月九日擬出挙之政於旧江村」(出典万葉集(8C後)一九・四一五九・題詞)
    2. 「季春(キシュン)下旬に筆を起して」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)後)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「季春」の読み・字形・画数・意味

【季春】きしゆん

春の末。

字通「季」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android