発生炉用炭(読み)はっせいろようたん(その他表記)producer coal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「発生炉用炭」の意味・わかりやすい解説

発生炉用炭
はっせいろようたん
producer coal

発生炉ガス原料となる石炭。発生炉は,一般に石炭,コークス空気水蒸気とでガス化する。一酸化炭素窒素などを主成分とする,おもに燃料用ガスを製造する効率のよいガス化には,揮発分が高く非粘結性であることが望ましく,中塊炭粉炭を含まないこと,灰分が少いこと,灰の融点が高いこと (1300℃以上ならよりよい) などが要求される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む