発話(読み)ハツワ

百科事典マイペディアの解説

発話【はつわ】

音声言語の表出行動および,その結果生じた音声をいう。繰り返し行われた発話の中から同一と思われる要素をとらえ,これを分析することによって,音素,形態素,などの言語学上の諸要素が設定される。→発話行為

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大辞林 第三版の解説

はつわ【発話】

音声言語を表出する行動。また、その結果生じる音声。
「文」にあたるものが産出されたもの。

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世界大百科事典内の発話の言及

【言語】より

…人間同士の意思伝達の手段で,その実質は音を用いた記号体系である。〈ことば〉ということもあるが,〈ことば〉が単語や発話を意味する場合がある(例,〈このことば〉〈彼のことば〉)ので,上記のものをさす場合は,〈言語〉を用いた方が正確である。また,人間以外のある種の動物の〈言語〉をうんぬんすることも可能ではあるが,その表現能力と,内部構造の複雑さおよびそれとうらはらの高度な体系性などの点で,人間の言語は動物のそれに対して質的なちがいを有している。…

【談話】より

…このようにして談話の中に作られる構造は修辞的構造rhetorical structureと呼ばれる。 ことばという抽象的対象と対比して,ことばを発するという具体的出来事のことを発話と呼ぶ。〈暑い〉という同じことばであっても,今日言うのと明日言うのとでは,別の発話である。…

【文】より

…日常生活では〈文〉と〈文章〉とをあいまいに使うことが多いが,言語学などでは,英語のsentenceにあたるもの(つまり,文字で書くとすれば句点やピリオド・疑問符・感嘆符で締めくくられるおのおの)を文と呼び,文が(あるいは後述の〈発話〉が)連結して内容のあるまとまりをなしたものを文章(テキスト)と呼んで区別する。文とは何かについては,文法学者の数だけ定義があるといわれるほどで,とりわけ日本の国語学では,ただ定義を論じるのみならず,文の文たるゆえんを問おうとするようないささか哲学的な論議も従来から盛んに行われてきた。…

※「発話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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