登米町(読み)とよままち

日本歴史地名大系 「登米町」の解説

登米町
とよままち

面積:四六・三二平方キロ

登米郡の南東部に位置し、町の中心を北上川が貫流する。東は山地を隔てて本吉もとよし志津川しづがわ町、西は米山よねやま町に接する。南は貫流する北上川西岸の低い山地によって豊里とよさと町、東岸も山地を連ねて本吉津山つやま町に接する。北は北上川の西岸側が中田なかだ町、東側が山地を連ねて東和とうわ町に至る。近世寺池てらいけ城下町が、現在の中心市街地を形づくり、周辺に集落が分布する。明治二二年(一八八九)町村制施行により、登米村と日根牛ひねうし村が合併して登米町となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報