最新 地学事典 「白亜紀スーパープルーム」の解説
はくあきスーパープルーム
白亜紀スーパープルーム
Cretaceous superplume
白亜紀に起こったとされるマントルの大規模な垂直方向の対流運動。マントルの最深部から発生する上昇流とマントルの下部に落ち込んでいく下降流の2種があるとされ,前者がスーパーホットプルーム,後者がスーパーコールドプルーム。白亜紀には地球の火山活動が非常に活発化したとされ,これは大規模なスーパーホットプルームに起因していると推測される。この火山活動により放出された大量の二酸化炭素などにより,白亜紀の気候は温暖化し,有機物に富む黒色頁岩が堆積し,最終的に大量の石油が生成されたとの有力な仮説がある。
執筆者:川幡 穂高
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

