白大衆(読み)シラダイシュ

デジタル大辞泉 「白大衆」の意味・読み・例文・類語

しら‐だいしゅ【白大衆】

官位のない下級の僧。しらだいす。
「―・神人じんにん宮仕みやじ専当せんだうみちみちて、いくらといふ数を知らず」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白大衆」の意味・読み・例文・類語

しら‐だいしゅ【白大衆】

  1. 〘 名詞 〙 官位のない僧侶ら。
    1. [初出の実例]「柳原、東北院のへんに、しら大衆(ダイシュ)(高良本ルビ)、神人宮仕専当みちみちて、いくらと云数をしらず」(出典平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android