白女(読み)しろめ

精選版 日本国語大辞典 「白女」の意味・読み・例文・類語

しろ‐め【白女】

  1. 寛平昌泰八八九‐九〇一)ごろの大江玉淵の娘といわれる、摂津大阪江口遊女。「大和物語」一四五段には「しろ」とみえる。
    1. [初出の実例]「源の実(さね)筑紫へ湯浴みむとてまかりける時に、山崎にて別れ惜しみける所にて詠める。しろめ」(出典古今和歌集(905‐914)離別・三八七・詞書)

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関連語 実例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白女」の解説

白女 しろめ

?-? 平安時代前期の遊女。
大江玉淵(たまぶち)の娘といわれる。摂津江口(大阪府)にすみ,歌をよくした。「古今和歌集」「後撰和歌集」に各1首のっている。

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