白山比命神社(読み)はくさんひめのみことじんじや

日本歴史地名大系 「白山比命神社」の解説

白山比命神社
はくさんひめのみことじんじや

[現在地名]奈良市米谷町

米谷まいたにの集落北端にある。祭神伊邪那美いざなみ命・天照あまてらす皇大神軻遇突智かぐつち命。旧村社。「多聞院日記」天正一七年(一五八九)九月一七日条に「今朝夢ニ、米谷ノ宮弁才天東向立像ノ天女如ニ舎利(殿)二ツアリ、前立ニ沙門ノ姿ニテ、手ニ弓矢ヲ持名ヲ富有留ふうる神ト云ト見テ夜明了、不思儀事也」とみえ、弁才天とも称したようである。宮座には宝暦六年(一七五六)の「宮本定式之事」が残り、「白山大権現」「三社鎮守」などと記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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