白川軍八郎(読み)シラカワ グンパチロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「白川軍八郎」の解説

白川 軍八郎(初代)
シラカワ グンパチロウ


職業
津軽三味線奏者

生年月日
明治42年 1月23日

出生地
青森県 北津軽郡金木町(五所川原市)

経歴
4歳の時に失明し、大正3年9歳で津軽三味線の始祖とされる仁太坊弟子入り。瞬く間に師を凌ぐほどの腕前となり、太田長作の長泥手、梅田豊月の梅田手を独学で身につけて、15歳にして軍八郎手を生み出した。それまで唄い手に隷属する存在であった津軽三味線を、抜群の演奏により曲弾きとして確立、唄と同格にまで引き上げた功労者で、“津軽三味線の神様”と呼ばれる。

没年月日
昭和37年 5月18日 (1962年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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