白幡前遺跡(読み)しらはたまえいせき

日本歴史地名大系 「白幡前遺跡」の解説

白幡前遺跡
しらはたまえいせき

[現在地名]八千代市ゆりのき台一―二丁目・同四丁目

井戸向いどむかい遺跡南側の小支谷を隔てた標高一五―二五メートルの台地上に位置。萱田かやだ遺跡群に属する。主体は奈良・平安時代の集落跡であるが、ほかに旧石器時代の石器群五三ヵ所と弥生時代後期の竪穴住居跡一七軒、古墳時代後期の竪穴住居跡五軒が検出されている。八世紀前葉の一時期と八世紀中葉から一〇世紀初頭にかけての集落遺跡から検出されたおもな遺構は竪穴住居跡二七九軒・掘立柱建物跡一五〇軒・井戸跡五基などで、九群に分れていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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