デジタル大辞泉 「白燐弾」の意味・読み・例文・類語 はくりん‐だん【白×燐弾】 白燐を詰めた砲弾・手榴弾。主に煙や光を発生させる目的で、発煙弾・照明弾・信号弾・曳光弾などとして用いられる。[補説]2004年に米国がイラク戦争で、2009年にイスラエルがガザ攻撃の際に、それぞれ対人使用して人権団体から非難を受けた。人体に深刻な被害を与える非人道兵器の一つとの指摘もあるが、化学兵器禁止条約の対象外となっており、国際条約上、対人使用を明確に禁止する規定はない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例