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照明弾 しょうめいだんilluminating shell; flare bomb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

照明弾
しょうめいだん
illuminating shell; flare bomb

戦場で目標を夜間照明し,偵察,射撃,爆撃を助け,また一般に探索航空機の着陸誘導などに用いる弾丸発射,投下されると,曳火,または延期信管によってパラシュートが開き,開くときの衝撃でアルミニウムマグネシウム系の照明剤に点火する。砲弾の場合には星弾 star shellともいう。

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デジタル大辞泉の解説

しょうめい‐だん〔セウメイ‐〕【照明弾】

火砲から発射、または、航空機から投下する照明用の弾丸。夜間の探索・戦闘合図などの目的で使用される。

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百科事典マイペディアの解説

照明弾【しょうめいだん】

パラシュート付きの照明剤(マグネシウム,アルミニウム粉末と,過塩素酸塩,硝酸塩などの酸素供給体の混合物を樹脂などで固めたもの)を入れた弾丸。徐々に降下する間,照明剤が燃焼し,目標地域を照明する。
→関連項目弾丸

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうめいだん【照明弾】

夜間における目標地域の照明または信号用として使用される弾薬。戦術的には,指揮・統制,監視・観測,写真撮影,射撃・爆撃地域など目標地域の暴露,航空機の着陸や空挺部隊の降下地域の照明など,各種の目的に用いられる。照明弾は,航空機,火砲,ロケットなどから投下または発射される。火砲用の照明弾は,一般に放出薬,照明筒,パラシュート,時限信管などからなる。時限信管の作用により,所望の高度において放出薬に点火,この放出薬のガス圧力により弾底が開いてパラシュート付きの照明筒を空中に放出すると同時に照明剤に点火し,照明筒が燃焼しながら約10m/sの速度で降下する。

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大辞林 第三版の解説

しょうめいだん【照明弾】

夜間の戦闘で照明や信号に用いる弾丸。主としてマグネシウムを用い、数秒から数分光を発する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

照明弾
しょうめいだん

大砲やロケット発射筒、信号拳銃(けんじゅう)等から発射し、または航空機から投下して、照明する発光弾丸。夜間の攻撃や目標確認、写真偵察、航空機の着陸誘導などに使う。照明剤には、マグネシウムや、アルミニウム粉に硝酸バリウムなどを加えたものを使う。光度は数万燭光(しょっこう)に及び、落下傘で滞空時間を増す。[青木謙知]

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世界大百科事典内の照明弾の言及

【弾薬】より

…これら構成部品の組みつけ,発射薬量の加減,装塡要領などによって,固定弾,半固定弾,分離装塡弾などに分けられる。実戦用には,榴弾,対戦車榴弾,粘着榴弾,徹甲弾,発煙弾,照明弾などがあり,訓練用には,空包,演習弾,擬製弾などがある。
[爆薬の発展]
 ヨーロッパでは14世紀前半ころには黒色火薬が製造されるようになり,15世紀に入ってから,金属溶解法などの進歩に伴って青銅製の一体砲身が生まれ,錬鉄を鍛造した弾丸,次いで鋳鉄製の弾丸が生まれて石の弾丸にとってかわった。…

※「照明弾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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