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手榴弾 しゅりゅうだんhand grenade

翻訳|hand grenade

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手榴弾
しゅりゅうだん
hand grenade

手投げ弾とも呼ばれる。兵士が直接手で投げる小型の擲弾。近接戦闘に際して小火器と併用し,任意にできる弾道をもって火器陣地,壕内の人員を制圧破壊するのに用いる。総重量約 300~700g,外殻は鉄製で,約 100~200gの炸薬を内蔵している。爆発後外殻は多数の砲片となって四方に飛散する。有効半径約 5m。第1次世界大戦で,初めてドイツ軍が大量に使って連合軍を驚かせて以来,塹壕戦の主要兵器の一つとなった。普通,安全ピンを抜き,しっかりと握った安全レバーを投げるときに離すと,4~5秒後に爆発するようにつくられているが,初期には触発性もあった。破片手榴弾,攻撃用手榴弾,焼夷手榴弾,照明手榴弾などの種類がある。

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百科事典マイペディアの解説

手榴弾【てりゅうだん】

人の手で投げられる小型の榴弾。〈しゅりゅうだん〉とも。近接戦闘で多用する。鋳鉄の弾体に爆薬を詰め起爆用の簡単な信管がついている。重さ0.5kg程度,手投げ距離約30m,被害距離半径約10mで,人員殺傷効果が大きい。

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世界大百科事典 第2版の解説

てりゅうだん【手榴弾 hand grenade】

〈しゅりゅうだん〉とも読み,擲弾(てきだん)grenadeの一種である。手で投げる近接戦闘用の弾薬。現在使用される手榴弾としては,内部に充塡した爆薬の爆発により発生する爆風あるいは飛散する破片等により人間を殺傷する対人用,焼夷弾発煙弾ガス弾などの特殊用途用などがある。形状には卵形,円柱形およびこれらに柄をつけたものなどがあり,信管には,安全ピンを抜いて投擲すると4~5秒後に爆発する火薬式時限信管が多く使用されている。

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大辞林 第三版の解説

しゅりゅうだん【手榴弾】

てりゅうだん【手榴弾】

手で投げる小型の爆弾。手投げ弾。しゅりゅうだん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手榴弾
しゅりゅうだん
hand grenade

投擲(とうてき)兵器の一種で、金属製弾体内に爆薬または化学剤を充填(じゅうてん)し、点火して敵側に投げて爆発させ、人員の殺傷または構築物の爆破を目的とする兵器。点火の方式に打撃式と摩擦式がある。安全装置を外し、打撃式は人力またはばねの弾力による撃鉄により頭部の信管に点火させ、延期用の導火薬に引火させてから人力で敵側に投擲する。投擲距離は40~60メートル程度である。引火した導火薬は6~8秒で装薬点火用の雷管に着火、瞬間的に爆発する。摩擦式は投擲前に紐(ひも)を引いて摩擦信管に点火する。人員殺傷用の破片手榴弾は、破砕させる弾体に切り込みをつけ破片効果を高めている。高性能爆破榴弾、化学ガス弾、発煙弾、焼夷(しょうい)弾、閃光(せんこう)弾、音響弾などがある。[小橋良夫]

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世界大百科事典内の手榴弾の言及

【手榴弾】より

…手で投げる近接戦闘用の弾薬。現在使用される手榴弾としては,内部に充塡した爆薬の爆発により発生する爆風あるいは飛散する破片等により人間を殺傷する対人用,焼夷弾,発煙弾,ガス弾などの特殊用途用などがある。形状には卵形,円柱形およびこれらに柄をつけたものなどがあり,信管には,安全ピンを抜いて投擲すると4~5秒後に爆発する火薬式時限信管が多く使用されている。…

※「手榴弾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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