白猪胆津(読み)しらいの いつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白猪胆津」の解説

白猪胆津 しらいの-いつ

?-? 6世紀中ごろの官吏
百済(くだら)(朝鮮)系渡来人で白猪氏の祖。吉備(きび)地方(岡山県)の白猪屯倉(みやけ)の田部(たべ)(農民)に丁籍(ていせき)の不備のため賦課をまぬかれる者がおおく,欽明(きんめい)天皇30年(569)胆津が派遣され正確な戸籍の作成に成功。白猪史(ふひと)の氏姓(うじかばね)をあたえられ,田令(たづかい)(屯倉の管理者)に任命された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む