日本歴史地名大系 「白神四丁目」の解説 白神四丁目しらかみよんちようめ 広島県:広島市中区白神四丁目[現在地名]中区大手(おおて)町二丁目白神三丁目の南にあり、東は尾道(おのみち)町、西は元安(もとやす)川、南は升屋(ますや)小路を隔てて白神五丁目に続く。白神組に属した。升屋小路の名は、町内の年寄役を代々勤め、初め酒造のち穀物商を営んだ升屋に由来する。元安川対岸の天神(てんじん)町との間に、宝永年間(一七〇四―一一)から渡船が許可されたと伝える(知新集)。元和五年広島城下絵図に町間数一町五間とあり、寛永二年広島町数家数改め(済美録)には「白神四丁目」として本家三二軒・借家五八軒とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by