白練(読み)しろねり

精選版 日本国語大辞典 「白練」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ねり【白練】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 白い練り絹。
    1. [初出の実例]「白ねりを坪をり、鉢巻をして髪をさばき」(出典:虎寛本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初))
  3. 能装束で、白地の練り絹で仕立てた小袖物。ふつう品位の高い男性役に用いるが、時に女性役の表衣に使うこともある。
  4. 練羊羹(ねりようかん)の白い色のもの。

はく‐れん【白練】

  1. 〘 名詞 〙 白色のねりぎぬ。
    1. [初出の実例]「琴浦洲前白練開、玉津宮外金波起」(出典:南海先生文集(1784)一・丁未中秋与諸子泛明光浦)
    2. [その他の文献]〔張籍‐涼州詞〕

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