白色便性下痢症(読み)はくしょくべんせいげりしょう

百科事典マイペディアの解説

白色便性下痢症【はくしょくべんせいげりしょう】

仮性小児コレラ,冬季白色便下痢症白痢ともいう。嘔吐(おうと)にひき続いて灰白〜白色の下痢をする。発熱,咳(せき),鼻汁等を伴うこともある。ロタウイルスの感染が原因で,冬季寒冷時に6ヵ月〜2歳児に起こりやすい。脱水を防ぐための食事療法,特に水分補給が最も大切。下痢止め,鎮吐薬,整腸薬等を投与し,脱水がみられたら輸液を行う。

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世界大百科事典内の白色便性下痢症の言及

【伝染性下痢症】より

…伝染性下痢症は冬を中心に散発的あるいは集団的に発生する。これらのうち,乳幼児嘔吐下痢症(白色便性下痢症,小児仮性コレラ)はおもにロタウイルスによるもので,嘔吐,下痢(便は水様性,初期しばしば白色便)という症状ではじまり,発熱や上気道症状(鼻みず,くしゃみ,のどの痛みなど)もまれではない。年長児では嘔吐がおもな症状となる。…

※「白色便性下痢症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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