白道院跡(読み)びやくどういんあと

日本歴史地名大系 「白道院跡」の解説

白道院跡
びやくどういんあと

[現在地名]弘前市新寺町

新寺しんてら町寺院街の遍照へんしよう寺の東隣にあった。現廃寺。二河山と号し、浄土宗鎮西名越派。貞昌ていしよう寺末寺。開山世誉開基は浄誉欣求。享和三年(一八〇三)の寺社領分限帳(国立史料館蔵)に、貞昌寺念仏堂覚入庵として白道院がある。文化三年(一八〇六)の新製弘前分間総図(市立弘前図書館蔵)に当院がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android