白鬼(読み)しろおに

精選版 日本国語大辞典 「白鬼」の意味・読み・例文・類語

しろ‐おに【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 白粉をつけた鬼の意 ) 明治の初め頃、酌婦売笑婦をいった語。しろくび。しらくび。
    1. [初出の実例]「誰れ白鬼とは名をつけし、無間地獄のそこはかとなく景色づくり、何処にからくりのあるとも見えねど」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉五)

はっ‐きハク‥【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しろおに。
  3. 淫売婦異称

はく‐き【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙はっき(白鬼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む