白鬼(読み)しろおに

精選版 日本国語大辞典 「白鬼」の意味・読み・例文・類語

しろ‐おに【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 白粉をつけた鬼の意 ) 明治の初め頃、酌婦売笑婦をいった語。しろくび。しらくび。
    1. [初出の実例]「誰れ白鬼とは名をつけし、無間地獄のそこはかとなく景色づくり、何処にからくりのあるとも見えねど」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉五)

はっ‐きハク‥【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しろおに。
  3. 淫売婦異称

はく‐き【白鬼】

  1. 〘 名詞 〙はっき(白鬼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む