酌婦(読み)シャクフ

精選版 日本国語大辞典 「酌婦」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐ふ【酌婦】

  1. 〘 名詞 〙 料理屋や居酒屋などで酒の酌をする女。また、そのようによそおった売春婦。
    1. [初出の実例]「乱髪の酌婦(シャクフ)の頭の夜叉の如く」(出典:空知川の岸辺(1902)〈国木田独歩〉二)

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世界大百科事典(旧版)内の酌婦の言及

【私娼】より

… 明治以後は,芸者が飛躍的に増大しその私娼性も高くなったが,また新しい私娼が次々に出現した。高等内侍(こうとうないし),ちゃぶ屋女,楊弓場や新聞縦覧所の女などのほか,とくに銘酒屋などに抱えられた酌婦(しやくふ)は,娼妓と芸妓との中間的存在の準娼妓として政府みずからが認めた私娼であり,売春に対する政府の認識を示す好例といえよう。街娼にもヨーロッパ風の新しいタイプが現れ,大正以後はカフェーの女給が急激に進出した。…

※「酌婦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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