淫売婦(読み)インバイフ

デジタル大辞泉 「淫売婦」の意味・読み・例文・類語

いんばいふ【淫売婦】[書名]

葉山嘉樹短編小説、および同作を表題作とする作品集。作品は大正14年(1925)、雑誌「文芸戦線」に掲載。作品集は大正15年(1926)刊行で、ほかに「セメント樽の中の手紙」「牢獄半日」などの作品を収録

いんばい‐ふ【淫売婦】

淫売を職業とする女。売春婦
[補説]書名別項。→淫売婦
[類語]売春婦売笑婦街娼夜の女闇の女ストリートガールコールガール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「淫売婦」の意味・読み・例文・類語

いんばい‐ふ【淫売婦】

〘名〙 体を売る女。淫売を業とする女。醜業婦
※一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「宛も是れ令嬢と淫売婦と也、羊と狼と也、貴介公子と雲助と也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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