デジタル大辞泉 「百一」の意味・読み・例文・類語 ひゃく‐いち【百一】 1 100の中の一つ。100分の1。2 《百の言のうち真実は一つだけである意から》うそつき。千三つ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「百一」の意味・読み・例文・類語 ひゃく‐いち【百一】 〘 名詞 〙① 百分の一。百の中の一つ。[初出の実例]「以レ次面二鶴公一、百一難二生体一也」(出典:蔭凉軒日録‐長享三年(1489)四月三日)[その他の文献]〔韓愈‐別知賦〕② ( 百の言のうち、真実は一つだけだの意から ) うそつき。千三つ。 ひゃく‐ひとつ【百一】 〘 名詞 〙 ( 百に一つの意 ) ごくまれなこと。ほとんど望みがないこと。万が一。[初出の実例]「むだ苦労柘榴の花の百一つ」(出典:俳諧・二息(1693)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の百一の言及 【金貸】より …烏金(からすがね)というのは一昼夜を期限としたもので,明烏(あけがらす)が鳴けば返すというのでこの名があった。百一(ひやくいち),百一文と呼ばれたのは,朝100文を借りると夕方に101文返すもので,棒手振(ぼてふり)の行商人などには必要不可欠ともいえる金融機関であった。朝,元手の金を借りて野菜,魚貝などを仕入れ,1日売り歩いてその晩元利を返済する。… ※「百一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by