百三十里(読み)ヒャクサンジュウリ

デジタル大辞泉 「百三十里」の意味・読み・例文・類語

ひゃくさんじゅう‐り〔ヒヤクサンジフ‐〕【百三十里】

江戸から京・大坂までの大体の里数。また、東海道のこと。
「―を家にし、江戸、大坂を広う狭うする亀屋」〈浄・冥途の飛脚

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精選版 日本国語大辞典 「百三十里」の意味・読み・例文・類語

ひゃくさんじゅう‐りヒャクサンジフ‥【百三十里】

  1. 〘 名詞 〙 江戸から京、または大坂までの距離をいう。また、その間の道である東海道もいう。
    1. [初出の実例]「百三十里くだったるしるしに無分別やみて」(出典:浮世草子・色里三所世帯(1688)下)

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