百五物(読み)ひゃくごもつ

精選版 日本国語大辞典 「百五物」の意味・読み・例文・類語

ひゃくご‐もつ【百五物】

  1. 〘 名詞 〙 諸国公領荘園現地で調達して、毎年一定量を、朝廷知行国主本所などに貢納する器物
    1. [初出の実例]「雑色藤原頼経、去年為百五物之使、下越前国、今未参上、仍解却」(出典権記‐長保二年(1000)四月九日)

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