百戦錬磨(読み)ヒャクセンレンマ

デジタル大辞泉 「百戦錬磨」の意味・読み・例文・類語

ひゃくせん‐れんま【百戦錬磨】

たびたびの戦いで鍛えられていること。また、経験が豊かで処理能力にすぐれていること。「百戦錬磨のつわもの」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百戦錬磨」の意味・読み・例文・類語

ひゃくせん‐れんま【百戦錬磨】

  1. 〘 名詞 〙 たびたび戦ったり、経験を積んだりして、錬りみがき、鍛えあげられること。
    1. [初出の実例]「この人間の態度と答辯が、最も要領を得てゐると思った。百戦練磨の功がある」(出典:随筆たぬき汁(1941)〈佐藤垢石〉議会見物)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「百戦錬磨」の解説

百戦錬磨

たびたび戦ったり、経験を積んだりして、錬りみがき、鍛えあげられること。

[使用例] 山田花子は、〈略〉百戦錬磨の腕ききよりもさきにあとの側へこまをはった[平林たい子*地底の歌|1948]

[使用例] 丹羽は百戦錬磨ともいうべき作家で、その上作風は現実的であり、筆は描写に長じている[尾崎一雄*梅の咲く村にて|1951]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android