デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百済仁貞」の解説 百済仁貞 くだらの-にんじょう ?-791 奈良時代の官吏。宝亀(ほうき)8年(777)従五位下。備前守(かみ)をへて,延暦(えんりゃく)8年中宮亮(すけ)となり,藤原乙牟漏(おとむろ)につかえる。9年藤原継縄(つぐただ)らと皇太后高野新笠(たかのの-にいがさ)の一周忌御斎会司(ごさいえのつかさ)をつとめた。左中弁で木工頭(もくのかみ)をかね,従四位下にすすむ。延暦10年7月29日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例