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百眼 ヒャクマナコ

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デジタル大辞泉の解説

ひゃく‐まなこ【百眼】

目鬘(めかつら)」に同じ。
種々の目鬘で変相しながら小噺(こばなし)などをする寄席芸。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

ひゃくまなこ【百眼】

目つきや表情をいろいろと変えてみせること。また、その目つき。 「虫気付き女房の面は-/柳多留 131
目鬘めかずら 」に同じ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の百眼の言及

【大衆演芸】より

… 江戸時代から明治にかけて盛んだった大衆演芸で,時流に合わずに消滅してしまったものも多い。たとえば,〈百眼(ひやくまなこ)〉などは江戸時代に大いに喜ばれたものであった。幾種類かの目鬘(めかつら)を取り替えて目つきを変え,変相して見せる芸で,文化・文政期に三笑亭可楽門人の三笑亭可上が名人といわれた。…

【百面相】より

…もと俳優の身ぶり・声色(こわいろ)からでて,これに〈目鬘(めかつら)〉を使って顔面を変えるものが現れ,一種の座敷芸となった。天明(1781‐89)のころ,吉原の幇間(ほうかん)目吉なる者が始めたといわれる〈七変目〉または〈七つ目〉から,文化(1804‐18)のころに,落語家三笑亭可楽の門人可上が〈差(さし)目鬘〉のくふうを加え,〈百眼(ひやくまなこ)〉と称した。文政(1818‐30)のころ,都川扇玉という者が膝栗毛の弥次喜多のまねを演じて称された。…

【落語】より

…これが三題噺の創始であり,可楽は,こういう創作の才と話術の妙とをもって落語を職業として成立せしめ,優秀な門人を育成した。人情噺の祖朝寝坊夢楽(あさねぼうむらく)(夢羅久),怪談噺の祖初代林屋正蔵,音曲(おんぎよく)噺の祖初代船遊亭扇橋(せんゆうていせんきよう),現在の幻灯のような写絵(うつしえ)を見せた都楽(とらく)(1781‐1852),百面相(ひやくめんそう)のような芸で,いろいろの目かつらをつける〈百眼(ひやくまなこ)〉を見せた三笑亭可上(かじよう)など,多士済々の可楽一門だった。一方,可楽よりもやや先輩として活躍したのは,〈身振り声色(こわいろ)芝居掛り鳴り物入り〉元祖と称した初代三遊亭円生だった。…

※「百眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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